
岩や樹林をかき分け、滝や清流を成しながら続く全長14kmの奥入瀬渓流。国道102号線は渓流に沿うように木々のトンネルを進むような感覚を楽しめる。石ヶ戸で休憩をとったら、荒々しい流れの「阿修羅の流れ」、断崖から三段に落ちる「雲井の滝」、渓流最大の「銚子大滝」などダイナミックな自然景観が続く。また、隠花帝国の別名でも知られるほど、ランブリングスポットしても有名。コケやシダが一面に自生しており、ルーペなどで観察すると、その愛らしい生態におもわず息をこぼす。子の口に出ると、いよいよ十和田湖が顔を覗かせるので一気にラストスパート!休屋に到着したら十和田湖の誇る幻の魚・ヒメマスや十和田バラ焼きに舌鼓を打って鋭気を。