大きな入道雲をたたえる大島を眺めれば、聞こえてくる海のさざなみと蝉時雨。夏の頃にはその名のとおり「夏が停泊している」ような長閑な感覚を覚える夏泊半島。津軽半島と下北半島に挟まれ、陸奥湾の真ん中にひょっこり顔を出したような小さな半島で、県道9号夏泊公園線、通称「夏泊ほたてライン」が沿岸部をぐるっと結ぶ。曲がりくねった山道と、海を眺めながらひた走れる海道とが混在したコースとなっている。途中漁港を通るが、そこで青色の網が積まれた光景を目にする。平内町は日本屈指の養殖ホタテの水揚げを誇っており、網はその漁で使用するもの。陸奥湾のミネラルたっぷりの水で育ったホタテを食べて、一気に駆け抜けるのも楽しい。
Course Guide
- | 走行距離 | 36km
- | 獲得標高 | 345m
- | 最大標高差 | 68m
- | 所要時間 | 約2時間30分
- | コースタイプ | 片道
- | スタート | 小湊駅
- | ゴール | 浅虫温泉駅
- | グレード | ★★
海を横目に見ながら走る爽快感。世界がこの海の向こうに続いているということをイメージしながら…
ほたての養殖資材がまるで迷路のよう。
夏泊半島の最先端、大島。陸奥湾を一望できる。
海のほとりで潮風に吹かれながら小休止。
ほたての釣り堀あります。ほたて広場にて。
夜越山森林公園でひとやすみ。スキー場やオートキャンプ場もある。